茨城県の特産品・名産品

茨城県の名産品というとどんなものを思い浮かべますか?
一番最初に思い浮かぶのは、やっぱり納豆ですよね。茨城=納豆と思う方もいると思います。

茨城の納豆は、いつから名産品になったのでしょう。
「水戸納豆」が、全国区で人気をえたのには、水戸鉄道の開通と「水戸天狗納豆」の販売方法に関係があります。

「水戸天狗納豆」の創業は明治22年ですが、丁度その頃、水戸鉄道(現在のJR水戸線)が開通しました。水戸駅前は、観光客で賑わうようになり、そこに注目して販売されたのが、創業間もない「水戸天狗納豆」でした。

それまでの納豆販売は、行商人が売り歩くスタイルの重労働でしたが、駅前広場で、観光客に相手に販売したら、沢山の納豆がお土産として売れたのです。
やがて、水戸天狗納豆は、駅構内にも進出し、停車中の列車の窓を通じて、多くの乗客に販売されていったのです。

それまでの行商から一転した販売方法は、納豆の流通に革命と刺激を与えました。
水戸偕楽園での販売もその一つですが、観梅などに訪れた人びとに土産物として売れたのです。
そして、水戸と言えば納豆という定評が観光客を口コミを通じて全国へと広がっていったのです。

水戸の納豆が、定番化したのにはもちろん独自の味わいがあったことにも理由があります。
大豆には種類がありますが、この茨城県で生産される大豆は、小粒で早生品種でした。3ヶ月程度で収穫可能な大豆は、秋に襲来する台風の影響を受けないからです。
当時は、大粒の納豆が好まれる傾向にありましたが、納豆にした場合は、小粒ならではの口当たりの良さが生まれたのです。これが、水戸納豆の評判をさらにあげていったのです。

今では、藁で包まれた昔懐かしい納豆やスーパーで見かけるパック詰めの納豆以外にも、様々な納豆関連商品が売られています。
納豆スナックや納豆カレー、納豆ふりかけなど他の地域では手に入らないような納豆商品が茨城にはあるんです。
納豆が苦手な人でも納豆スナックやふりかけなどは美味しく食べることができると思います。

納豆と言えばご飯との相性が抜群ですが、パンとの相性もばっちりです。
特に小粒の水戸納豆は、食パンにのせやすくアレンジしやすいと思います。良質のタンパク源として毎日の献立に水戸納豆を取り入れて下さい。

また干しいももおすすめの茨城県の名産品です。
サツマイモを天日干しにしたものですが、天日干しにしたことによりサツマイモ本来の美味しさ・甘みが凝縮されていて、そのまま食べても炙って食べても美味しいですよ。

納豆と干しいもなんて、名産品としては少々地味かもしれませんが、栄養たっぷりで素朴な味わいに出会えて良かったと思えるはずです。